そっと線を引く。

色んな人との出会いがあって、仲良くなれる人もいると思う。

だけど気をつけてね。乗ってはいけない話題があること。切り出してはいけない話題があること。

これは自分や誰かを守るために養っておきたい感性だなと私は思っていて、どんなに楽しくて話しやすい人であってもこれだけはスンっと冷静にスルーすることが自分を含めすべての人を守ると思います。

人の世ではそういう雑念がどうしても存在しているけれど、そんな状況や話題に出くわした時は、むしろ試されてると判断して、わたしはそっと線を引いています。

「そうなんですカァー」「そうなんですネー」と、ふーーーんくらいでいい。ひたすらキャッチャーになる。

そんで、あなたはどう思う?そう思わない?と振られても「私よくわかんないんですよね〜(知らないんですよね〜)」という。キャッチボールをする気がないので続かない。それでいい。

「その話題、私にしてもおもしろくないよ」ということはそれだけで伝わる。ひいてはこれが一番最強である。

職場ではこれくらいでいい。気持ちよく仕事をするため、人としての自分のために努めればいい。でも実際、心の中では色々叫んでいる。腹立つこともいっぱいあるしありえへんこともいっぱいあるし、体調によっては内心激おこの時もある。でもそういうのは家で言えばいいのさ。もしくはちゃんと話の通じる友人に聞いてもらえばいい。それでいい😊

いっぱい聞いてもらったりしていくなかで、どうしようもない人がいるとか、人の良いところを見ないで文句ばっか言ってる人とか、自信ないからネガティブに受け止めちゃう人がいるとか、事実仕事しないズルい人がいるとか、色んな人間模様が見えてくる。それでも「文句を言うな」じゃなくて、仕事中のフォロー(助けつつ「今度からこういう風にしたらやりやすいですよ〜!」とアドバイスを加えて去る)とか、誰かの陰口っぽい会話でもカバー(「まぁでも私もミスるから人のこと言えないですね〜私も気をつけます〜」って自分の話をする)とかすると、めーーーっちゃ地味やけど、これだけでも割と効果あります。気づく人はハッとします。

すべてのことを我慢するんじゃなくて、ちょっとでも伝える、やんわり伝える、っていうことをしていく。

つってもあたいもクソ短気で「ハ?」ってすぐなるけど、内心は素直でよろしいと思う。大事なのは人に伝えるときにどう梱包してお届けできるかということなので、言い方も伝え方もいっぱい考える。それが大事やと思うし、言えることもやれることも結局いつもちょーーーー地味。

でもその地味さ、めっちゃじんわりくるんですね。

優しい人ほど色々考えてるし、過去の経験や空気の質感なども気づくので、地味だけどすごいことやっていらっしゃいます。職場の空気清浄をやってくれています。あたいもそういう人に出会ったことで、伝え方うまいなーとかこの人仏すぎん?って思ったけど、案外ドライなところもあったりして、仕事できる人ってこういうことなんかなとも思いました。

学生でも大人でもやってしまいがちだけど、本人を前に言えないことを陰で言うのは楽しいかもしれない。でもその感性は楽しんではいけない。育ててはいけない。自分の質が下がるとせっかくの素敵な友達や仕事仲間が離れてしまうし、最後は独りになって居場所がなくなる毒にしかならない。最終的に生きづらくなるのは自分だから、気づいた時点で脱却した方がいいし、つまらない子だと思われていい。離れた方がいいんだから、無理に合わすこともないのよ。

そんなことよりもっと楽しい話をしようよ😊前向きな話とか、頑張ってんだけどどうにかしたいって話ならみんないくらでも知恵を出し合って助けてくれる。それが本当の友達だし、仲間だと思うよ😊やんわりでいいし地味なのが良い。そういうのがじんわり伝わる人があなたの存在に気づいてくれるから、良い縁になっていくとあたいは思うよ😊